建設現場の効率化を行う建設コンサルタントの仕事

建設コンサルタントの仕事と言われて、どんな仕事を想像しますか。

建設コンサルタントは実際に工事作業を担うわけではなく、工事現場の設計・スケジュールを管理し、その他建設が円滑に進むための段取を行う仕事です。

この記事では、以下の3点をご紹介します。

  • ・建設コンサルタントの必要性
  • ・建設現場の生産性向上
  • ・最新技術を使った建設現場の監理

なぜ建設コンサルタントが必要?

大きな建設を行う際には社会資本の活用や地域への影響について考慮しながら、土地の整備の立案や計画・地質の調査や建築設計などの業務を進める必要があります。

工事中が始まると施工のスケジュールを管理しながら、工事の停滞で無駄な社会資本を流出させないようにするなど、社会全体の利益を守ることが求められます。

そのような役割は、第三者的な視点での事業マネジメントすることがことが求められるため、建設を行うゼネコン会社と建設事業の発注者との間に入って調整を行う建設コンサルタントが必要です。

建設現場の生産性・効率化が、より求められる時代に。

建設には予算が決まっているため、予算をどのように使うのか“コスト”が重視されてきました。現在ではそれに加え、日本の人口減少・高齢化に伴う、労働力不足が深刻化しており、人のリソースを効率的に活用することが必要不可欠となっています。

国土交通省は建設の現場でICT等を活用して生産性を高めることで、これまでよりも少ない人数・工事日数で同じ量の建設を目指す“i-Construction”を推進しています。

このような追い風を受けて、建設現場では急速にICTや先進技術の導入が進んでいます。

建設現場のICT活用例としては、工事に関わる業者間で、現場の情報やコミュニケーションの履歴等をウェブで共有し情報の確認や認識違いによる無駄をなくすことで、業務の円滑化をサポートするサービスが始まっていて、建設コンサルタントをはじめ、建設現場に関わるさまざまな業者の役に立ち、より安全で効率的な建設業務に役立っています。

建設現場の作業をサポートする最新技術も

建設コンサルタントを助けるのは情報技術やコミュニケーション技術だけではありません。

深刻な労働力不足解決の打開策として、人や物を認識して自律走行を行うロボットや遠隔操作による資材運搬ロボットの開発が現在進められています。

重筋作業が必要な建設現場で、このロボットが建設現場で作業員の代わりとなって働くことで、少ない労働力でも安全で効率的な仕事ができ、作業者の負担軽減が期待できます。

▼重筋作業の軽減について詳しく知るには?

資材運搬ができる自律走行ロボットとは?メリットや活用事例

資材運搬を自動でできるロボットを探しているならSUPPOTがおすすめ

資材運搬業務を自動で行う自動搬送ロボットを検討している方におすすめなのが『SUPPOT』です。SUPPOTは資材運搬作業の自動化をはじめとした様々な業務の効率化ができるロボットで、物と人間を感知し、作業員の後ろを自動で追跡して資材運搬ができたり、搬入が困難な場所では遠隔操作での運搬が可能です。汎用性と高い走破性を兼ね備えていることが特徴です。実証実験の事例を重ねているSUPPOTは現在、自社現場でも活用できるか検討したい企業様方向けに無料テスト走行を開発エンジニア同行で行っています。

まとめ

  • ・建設コンサルタントは社会全体の利益を守る役割
  • ・より効率化が求められ、建設コンサルタントの重要度が増してきている
  • ・建設業界では、最新技術の導入により業務効率を上げることが求められている。

参考文献

i-Construction委員会 報告書 概要資料|国土交通省 https://www.mlit.go.jp/common/001137123.pdf

建設業界の現状とこれまでの取組|国土交通省https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001314888.pdf

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