【浜松倉庫 中山社長 × ソミックトランスフォーメーション 石川 特別対談(全4回)】
- 第1回:【危機感と挑戦】迫る物流危機。次世代「DX倉庫」に挑むトップの覚悟とは
- 第2回:【組織変革とマインドセット】脱フォークリフト。常識を疑うボトムアップ型の組織変革に迫る
- 第3回:【解決策(SUPPOT導入)】130mの運搬を自動化。現場がSUPPOTを選んだ理由とは(本記事)
- 第4回:【未来への展望(地域共創)】脱・自前主義。物流と製造が描く「地域共創」の未来図(近日公開)
【「現場が一番使いやすい」を基準に選んだSUPPOT】
Q. 今後に関して浜松倉庫さんでは、実際にSUPPOTを運用されていくなかで、新しい倉庫でのSUPPOTにどんなことを期待されていますか?
浜松倉庫 中山代表取締役社長(以下:中山)
先ほど申し上げた通り、倉庫の天井が低いので、フォークリフトを使わないという前提の中だと、約130メートルを横移動させなければいけない。この荷物の横移動を人がやっていたら全く非生産的・非効率的なので、そこをSUPPOTに担ってもらいたいです。
もともと、この作業をどのように対応するかを色々と調べていったときに、物流会社向けの提案をいくつかの会社様にしてもらいました。我々としては、将来を見据えて垂直搬送・エレベーター連携・段差がある場所での自動化などを想定した時に、ソミックさんのSUPPOTが候補にあがってきました。他社の搬送ロボットとも比べましたが、汎用性が一番高く、コストパフォーマンスにおいても優れていると判断して、選定をさせていただきました。決して地元の会社という判断だけではなく、やっぱり現場が一番使いやすいというところで選びましたね。
Q. 中山社長にSUPPOTを運用する側のご意見をいただきましたが、提供する側としてこんな使い方をしたら物流倉庫で活躍できるんじゃないかというご提案は、石川さんからありますか?
【得意技を掛け合わせ、理想の作業環境を広げる】
ソミックトランスフォーメーション 石川代表取締役
中山社長から言っていただいた中に重要な、キーワードがいくつかあったかなと思います。我々のSUPPOTは、走破性に非常に強みがあると思っています。段差やスロープでの走行も問題ありませんし、最近では屋外搬送も実現しています。
物流業界では一般的なカゴ台車の運搬やハンドリフトの牽引もできるので汎用性も高く、フォークリフトの人員削減だけでなく、ピッキングや仕分け作業などあらゆる用途で使っていただけると思っています。
これは、ちょっと手前味噌にもなるんですけど、弊社のメンバーが、どうすればお客様にもっと貢献できるか?を追求しながら事業を進めています。お客様の抱える課題は何か?どうすればSUPPOTを使いやすい環境にできるのか?
お客様と我々が協業で取り組み、得意技を掛け合わせながら理想の作業環境を広げていくことで、お客様の抱える課題の解決に寄与したい。また、こうした連携による社会課題解決を地域から広げていくことで、中小企業だけではなく日本全体をより良く変えていけると考えています。
中山:
実は、当社の倉庫を建設していただいた会社がSUPPOTを使っていたんですよね。我々は、実際の作業風景を見て便利だなと感じるだけでなく、SUPPOTが広がり始めているのも感じていました。
今回の対談では、SUPPOT が単なる搬送ロボットではなく、物流現場の未来を見据えた選択肢として評価されていることを実感しました。「地元企業だから」ではなく、「現場で使いやすいから選んだ」という言葉は、私たちにとって大きな励みです。これからもお客様と共に、より良い現場づくりに挑戦していきます。
最終回となる次回(第4回)は、物流と製造という異なる業界が手を取り合って描く「地域共創の未来図」について、両社長の熱い想いをお届けします。

